知的資産プランナーとは?

「知的資産経営」の導入をサポートする専門家

【知的資産プランナー】とは、多くの中小企業に埋没している潜在力、即ち、知的資産《知恵・工夫・経験》の発掘とその活用《知的資産経営》により、中小企業の [事業承継力・資金調達力・経営法務力]の強化・向上に繋がる課題の発見・提案を行う人材、即ち、『知的資産経営』導入の専門家です。

知的資産は目に見えて(気づいて)いないだけで、全ての会社さまに必ず存在します。その埋もれた資産を発掘し、気づくことが何より大切です。
「知的資産プランナー」は、その埋もれた資産の発掘、可視化(魅せる化)、その活用の仕組み作り(構造資産化)をトータル的にサポートします。

知的資産(企業内)プランナーの視点と活動

日常業務の流れ・手順について、「何故」の視点で捉える。

「何故」に対しては、必ず「理由」があります。
「理由」は、その流れ・手順が有効であるとの判断を過去の失敗や問題を教訓として改善されたものが多く含まれます。
失敗や問題に対する解決策として考え出された流れ・手順を『原因』・『課題』・『解決策』と分類して、纏めると→【自社の強み】となり、つまりは、「知的資産」の発掘となります。

【自社の強み】の仕組みや方法が、他人に知られても簡単に真似出来ない場合(特殊な技術、製法、環境等を要する場合。)は、特許・実用新案等の知的財産権化を検討します。

【自社の強み】が他人に知られれば、容易に真似出来る場合(アイデア・ノウハウ等)は、営業秘密としての管理を検討し、そして、その強みを外部(顧客)へ発信する為の名称としての商標権化を検討します。

上記の手順で【自社の強み】の権利化・保護化(構造資産化)を図った上で、魅せる化(関係資産化)を『知的資産経営報告書』等の戦術として活用します。

「知的財産管理技能士」=「知的資産(企業内)プランナー基礎スキル」=

企業や団体の中にいながら知的財産を適切に管理・活用して、その企業や団体に貢献できる能力を有する人が「知的財産管理技能士」
厚生労働省によって技能レベルが認定される国家資格(2008~)